東風汽車有限公司、新戦略「DNA+」を発表

 

(本リリースは、11月11日に中国で東風汽車有限公司が発表したリリースの要約です)

 

東風汽車有限公司(本社:中国湖北省武漢市、総裁:山崎 庄平、以下DFL)は11日、湖北省武漢市で創立20周年記念式典を開催し、あわせて事業の変革とさらなる発展を目指す「DNA+」戦略を発表しました。

現在、中国の自動車市場は、新エネルギー車が台頭する大きな変革期にあります。そのため、DFLは事業の変革を加速し、効率を向上させ、さらなる発展を目指す「DNA+」*戦略に取り組みます。

 

新エネルギー車(NEV)の積極投入
DFLは今後、2026年までに、中国市場に現地開発の10車種の新エネルギー車を投入します。そのうちの4車種は日産ブランド車であり、最初のモデルは2024年後半に発売する予定です。

 

乗用車の輸出を開始
DFLはDFGと日産の支援のもと、2025年より車両の輸出を開始します。当初は年間10万台レベルの輸出を目標とします。

本戦略を通じて、DFLは中国の資産をフルに活用し、変化の激しい中国市場にあったスピードで研究開発を推進します。そして、付加価値の高い商品や技術、サービスを提供し、環境対応を推進しながら業績の向上を目指します。

2003年に日産と東風汽車公司(以下、DFG)との合弁により設立されたDFLは、本年で創立20周年を迎えました。過去20年間の中国市場における自動車産業の発展にあわせて、DFLは合弁企業としての企業文化とビジネスモデルを構築し、累計の販売台数は2,150万台を超えています。

 

*「DNA+」の「D」はDFG、「N」は日産の頭文字を表しています。「A」はAdvancingの頭文字で前進し続けることを意味し、「+」は刷新や包括的なアップグレードを意味しています。

 

以上