日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区、社長：内田 誠）は、日産フォーミュラEチームがサングラスやアパレル商品を扱うサステナブルファッション企業であるコーラル アイウェア（Coral Eyewear）と複数年のパートナーシップ契約を結んだと発表しました。
このパートナーシップによりコーラル アイウェア社は、ABB FIAフォーミュラE世界選手権の2024年シーズンから複数のシーズンにわたって、再生プラスチックと植物由来の素材を使用して作られたサングラスなどを日産フォーミュラEチームに提供します。また、3月末に開催される東京大会に先駆けて、チームカラーとロゴをあしらった日産フォーミュラEチーム特別仕様のサングラスをオンラインストアにて発売する予定です。
日産フォーミュラEチームとコーラル アイウェア社は、共に品質に妥協することなく、サステナブルな活動を続けることを目指しています。日産チームとドライバーのオリバー ローランドとサッシャ フェネストラズは、フォーミュラE世界選手権を通じて、世界中の観客にサステナブルファッションを訴求していきます。
2019年に設立されたコーラル アイウェア社は、リサイクル製法と植物由来の生産方法を用いながら、スタイリッシュでラグジュアリーなアイウェアを提供することを目指すブランドです。
同社の製品は、生産から流通までの全工程において環境に配慮した活動を行っており、アイウェアにECONYLⓇ再生ナイロンを使用した英国初のブランドです。使用している最先端ポリマーは原材料1万トンあたり6万5100トンのCO2排出を抑制し、石油系ナイロンと比較して環境負荷を90％削減します。また、パッケージやメガネ拭きには全て再生紙とPETを使用し、配送パートナーであるDPD社はイギリス全土で1,600台の電気自動車を使って、工場から最終配送先までサステナブルな物流を行います。
日産はフォーミュラE世界選手権への参戦を通じて、電気自動車（EV）が提供するワクワクする楽しさを世界中のお客さまにお届けすると同時に、ネット・ゼロ・カーボンを推進しています。また、リサイクル ポリエステルや竹など、環境に優しい素材を使用したグッズを展開し、コーラル アイウェア社と共にグリーン ファッションを推進していきます。
日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクター兼チーム監督であるトマソ ヴォルペは「コーラル アイウェア社が掲げる使命は、日産フォーミュラEチームやフォーミュラE全体の価値観と一致しています。地球環境に優しいソリューションを推進するだけでなく、サステナブルな活動が品質を犠牲にしないことを、同社と共に世界に示していくことを楽しみにしています」と語りました。
コーラル アイウェア社の共同創設者、ジョージ・ベイリー氏は「日産フォーミュラEチームは、フォーミュラE世界選手権で最も愛されているチームの一つです。幅広い活動においてサステナビリティを推進している同社とパートナーシップを組めることを誇りに思います。東京大会を含むシーズン10は、私たちのサングラスを世界にアピールする絶好の機会です。このパートナーシップが、業界により良い変化をもたらす一助になると確信しています」と語りました。
コーラル アイウェア社の詳細はこちら（英語サイト）をご覧ください。
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