第114回 定時株主総会について

日産の株主の圧倒的多数の賛成により 2年間の任期でカルロス ゴーンおよび取締役全員が再選
第114回定時株主総会

  • 取締役全員*が97%以上の賛成票を獲得
  • 決議事項2項目はそれぞれ95%以上の賛成で決議

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は25日、社長のカルロス ゴーンおよび同社取締役の選任について株主よりほぼ満場一致の支持を得ました。圧倒的多数の株主により、2年間の任期で取締役が再選され、全ての決議事項が承認されました。

日産の第114回定時株主総会は、パシフィコ横浜 国立横浜国際会議場において開催され、所要時間は2時間7分、1,379名の株主が出席しました。

社長のカルロス ゴーンおよび最高執行責任者の志賀俊之は、2012年度の日産の販売および財務実績と、2013年度の業績見通しを報告しました。日産の会計年度末は3月31日となっています。

株主承認が必要な決議事項が下記の通り提案され、全て承認されました。

決議事項

  • 第1号議案 剰余金の処分の件
  • 第2号議案 取締役全員任期満了につき9名選任の件
  • 第3号議案 取締役に対し株価連動型インセンティブ受領権を付与する件

ゴーンは、今年度の状況について株主に説明を行いました。ゴーンは、2013年度中(2013年4月から2014年3月)、グローバル自動車産業において前年比3%増の8,100万台が販売される見込みであると述べ、今年度、過去最高の530万台の新車を販売するという同社の目標を改めて示しました。これは前年比7.8%増であり、日産のグローバル市場シェアは6.5%となる見込みです。

また、ゴーンは日産の業績見通しは、同社の今年度の成長予測を反映したものとなっていると述べています。今年度の当期純利益は4,200億円(44.2億USドル)を見込んでおり、2013年度は1株当たり30円の配当を行う予定です。

*:社外取締役を除く

以 上