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当社国内車両工場における完成検査に係る不適切取扱いに関する再発防止策の実施状況について

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は、2017年11月17日付けで国土交通省へ報告しました「型式指定に関する業務等の改善についてのご報告」に記載された再発防止策の実施状況を、本日同省に説明いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

11月17日に国土交通省に報告書を提出して以降、毎月の経営会議において再発防止策の実施状況が報告され、対策を確実に実施するために、経営陣から必要な指示を行ってきました。完成検査の人員体制、完成検査員の育成、及び監査体制の構築等を含め、活発に議論しており、全社一丸となって再発防止策の実施に取り組んでいます。
11月に報告した再発防止策は全部で10項、53件です。新たな対策「権限基準ルールの整備」「APWの整備」「工場における職場環境改善」の3件を11項として追加し、この進捗状況を、以下AからDの項目に分類しました。全11項、56件の対策の現時点における進捗内訳は次のとおりとなります。

A)2017年11月報告時点で実施済みの対策: 計 10件
B)2017年11月報告以降、現在迄に実施済みの対策: 計 24件
C)計画立案済み、着手中の対策: 計 15件
D)計画立案中の対策: 計  7件(追加の3件含む)

また、56件の再発防止策のうち、完成検査を規格に準じて確実に実施するための対策は全て実施済みです。その他実施済み、着手中、及び計画立案中の対策には完成検査における実施・管理の負荷軽減や円滑化、または完成検査員の知識の充実を図るための教育等の対策があり、未完了の対策は確実に実施すべく、継続して取り組んでいきます。

当社は引き続き安全確保を第一に、法令遵守の推進と今回報告した対策の確実な実施を進め、皆様の信頼回復に努めてまいります。

報告書:「再発防止策の実施状況に関する報告」

添付別紙:「再発防止策一覧」

以上