７月１日付組織改正、及び部長級人事異動について（07/01/2000）

２０００年６月３０日

日産自動車株式会社（本社：東京都中央区銀座、社長：カルロス ゴーン）では、2000年7月1日付の組織改正及び部長級人事異動を発表した。

１．組織改正　　　
組織改正の主なポイントは以下の通り。

(１) 技術・開発部門の改正
車両関連のモジュール化を効率的に促進するため、第一車両開発部にモジュール開発グループを新設する。同グループでは、モジュール化促進に向けた全体戦略の立案、新車開発段階における設計開発部門内の横断的なマネジメント、などの機能を担う。

(２) パワートレイン事業部門の改正
モータースポーツ車両の開発体制を現状の参戦体制に即したものとするため、モータースポーツ開発センターの各機能を、エンジン製品開発部、エンジン先行開発部、ドライブトレイン開発部に移管する。移管後は、モータースポーツ開発センターが培ってきた高性能車両開発のノウハウを、市販車の開発に活用していく。
またこの改正に伴い、エンジン製品開発部内に高性能パワートレイン実験グループを新設する。

(３) 情報システム本部の改正
技術・開発部門の技術システム部を情報システム本部に編入、従来ビジネスシステム系とエンジニアリング系に分かれていた情報システム関連組織を、CIO(Chief Information Officer)のもと一本化して管理する体制とする。これにより、関連会社も含めたIT関連業務の効率向上を図る。

(４) マリーン事業部の改正
マリーン事業部の商品企画、艇体設計、生産管理、サービス業務などの主要業務を、日産マリーン株式会社*に移管、機能集約による経営の効率化を図る。これに伴い、マリーン事業部をマリーン事業管理室に改正し、マリーナを含む関係会社の管理業務に特化する体制とする。

*日産マリーン株式会社の概要
1995年に「日産マリーン販売株式会社」として設立。本年7月1日付で「日産マリーン株式会社」に社名変更。

２．部長級人事異動（７月１日付）