「スカイライン」「スカイラインGT-R」をマイナーチェンジ

平成１２年８月２８日

日産自動車は、スカイライン及びスカイラインＧＴ－Ｒをマイナーチェンジし、スカイラインは８月２８日より、スカイラインＧＴ－Ｒは１０月３０日より全国一斉に発売する。

 

スカイライン　４ドアスポーツセダン　ＧＴ

スカイライン　ＧＴ－Ｒ　Ｖ・spec II

 

　スカイラインは、平成１０年５月に“走りの楽しさを徹底追求した高性能感満ち溢れる「本物のスポーツセダン＆クーペ」”を開発コンセプトとして発売以来、卓越した操縦安定性と動力性能などが高い評価を得ている。
　今回のマイナーチェンジでは、フロントグリルやフロントバンパーなどフロント周りを中心にエクステリアを変更し、洗練されたデザインとしたほか、インテリアについては、シートクロスを変更、アルミスポーツペダル、ブラック＆シルバー本革巻きステアリング＆シフトノブ、イリジウム調シルバーのセンターコンソール、シルバーメーターを採用するなど、スポーティ感を演出した。
　
　また、ターボエンジン(RB25DET)の５速マニュアル車について、エンジンのトルクアップ（363N・m<37.0kgm>／3200rpm ← 343N・m<35.0kgm>／3200rpm）により動力性能を向上、さらに、シフトレバーのショートストローク化及び高剛性化により操作フィーリングを向上させるなど、より高いスポーツ走行性能を実現させた。
　ボディカラーについては、新たにスパークリングシルバー（Ｍ）^＊、ダークメタルブルー（Ｍ）^＊の２色を追加したほか、ＧＴ－Ｒやクーペの一部グレードで採用しているベイサイドブルー（Ｍ）^＊を全車に設定した。

　スカイラインＧＴ－Ｒは、常に究極のドライビングプレジャーを追求し、「走りの楽しさ」の世界基準を提案してきた。平成１１年１月に発売されたＲ３４型では特に、先進技術による車両運動性能とボディ剛性の高さなどが、高く評価されている。
　今回のマイナーチェンジでは、量産車として初めて、「ＮＡＣＡダクト^＊＊付きカーボン製エンジンフード」をＶ・specにかわる新たなグレードのＶ・spec IIに採用した。また、Ｖ・spec Ｎ１のみで採用していた大径リヤブレーキをＧＴ－Ｒ全車に拡大採用し、ブレーキ性能の向上を図った。
　内外装については、ターンシグナルランプのホワイト化、シートクロスの変更、アルミスポーツペダルやイリジウム調シルバーのセンターコンソールを採用するなど、一部仕様装備を変更した。また、ボディカラーについては、新たに、ホワイトパール（3P）＊、スパークリングシルバー（Ｍ）＊の２色を追加設定した。
^＊　（Ｍ）はメタリック、（３Ｐ）は３コートパールの略
^＊＊　ＮＡＣＡダクトは米国航空宇宙局（ＮＡＳＡ）が考案したもので、最も空気抵抗の少ないエアダクトの形状
　　 としてレーシングマシンにも多用されている。

＜各地区希望小売価格（消費税を含まず）＞　　
【スカイライン】　（単位：千円）

5MT：5速マニュアル、M-ATx：デュアルマチックM-ATx＜フルレンジ電子制御4速オートマチック＞、E-ATx：フルレンジ電子制御4速オートマチック

【スカイラインＧＴ－Ｒ】　（単位：千円）

6MT：6速マニュアル

　日産自動車の関連会社である（株）日産フィナンシャルサービス（本社：東京都港区、社長：中村　稔）は、新型「スカイラインＧＴ－Ｒ」の発表にあわせ、同車を対象とした残価据置型クレジット「ビッグバリュークレジット」を設定し、本年１２月末までの期間限定で、サティオ系、プリンス・チェリー系各販売会社に導入する。

同クレジットでは、車両本体価格の内、３年後の設定残価（車両本体価格の５５％）を差し引いた金額を分割で支払うため、月々の支払い額が大幅に軽減できる。

【スカイラインＧＴ－Ｒ「ビッグバリュ－クレジット」概要】
１． 対　象　車　種：　新型スカイラインＧＴ－Ｒ(R34型)全車種
２． 実　施　期　間：　２０００年８月２８日～２０００年１２月末日
３． 支払回数・期間：　３６回（３年間）のみ
４． 設　定　残　価：　車両本体価格の５５％（千円未満切り捨て）
５． 支 払 例：
《新型スカイラインＧＴ－Ｒ》
東京地区メーカー希望小売価格 5,048,000円
購入時支払額(頭金) 1,048,000円
初回支払額 20,477円
月々の支払額（×２８回） 19,600円
ボーナス月の支払額（×６回） 210,000円

＊実質年率５．９％・３６回払い、初回支払い月１１月、ボ-ナス １２月・７月にて算出
＊保険料・税金（含む消費税）・登録に伴う諸費用は除く