日産自動車、「環境報告書2004」を発行

 

 

 

 

 

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロスゴーン)は、同社の2003年度における環境への取り組みについての実績をまとめた「環境報告書2004」を発行した。今年度より報告対象範囲を生産・非生産を問わずグローバルな連結子会社まで拡大した。

さらに日産では、今月末、同社としてはじめて「サステナビリティレポート」を発行する。同レポートでは、CSR(企業の社会的責任)−「経済性」、「環境への配慮」、「社会性」のバランスのとれた経営−について、日産としての考え方や、グローバルな方針・活動を紹介する。今回発行した「環境報告書2004」は、「環境への配慮」について、より詳細な情報を報告したものである。

「環境報告書2004」の概要について;

2003年度はCEOが議長を務める「グローバル環境統括委員会」を設置。環境マネジメント範囲を海外も含めた連結子会社まで広げることを目指し、グローバルな取り組みの強化を図った。その他の主な内容は以下の通り。

1.  2004年3月時点で、日産が国内で販売するガソリン乗用車の90%以上を超-低排出ガス車(U-LEV)とした。

2.  燃料電池車「X-TRAIL FCV 03年モデル」の限定リース販売を開始。

3.  連結環境マネジメントの推進。生産・非生産会社を含め、CO2排出量、水使用量、廃棄物発生量などの環境負荷を把握。

4.  追浜工場の廃棄物処理用サーマルリカバリー施設において、シュレッダーダストの再資源化を開始。

また、同報告書の英語版、生産工場・事業所毎の取り組みを報告したサイト環境レポートも同時に発行する。なお、報告書の内容はインターネットにも掲載し、冊子希望者には下記要領で申し込みを受け付け、無償で配布する。

<申し込み方法>

住所、氏名、職業(勤務先名)を明記し、ハガキまたはファックスにて申し込み。また、ホームページからも申し込み可能。

〒104-8023 東京都中央区銀座六丁目17番1号

日産自動車株式会社環境・安全技術部 「環境報告書2004」係

FAX:03-3546-3266  HP:http://www.nissan-global.com/JP/ENVIRONMENT/LIBRARY/

以上