日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)と三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区芝 社長:ロルフ エクロート)、ジヤトコ株式会社(本社:静岡県富士市、社長:小島久義)の三社が2002年3月25日に締結したAT/CVT事業統合に関する契約に基づき、ジヤトコとダイヤモンドマチック株式会社(本社:京都市右京区、社長:安盛 善)間で株式交換を2002年7月1日付をもって実施いたしました。
これにより、三菱自動車の100%子会社であったダイヤモンドマチックは、ジヤトコの100%子会社になるとともに、三菱自動車が新たにジヤトコの株主となりました。株式交換後のジヤトコに対する出資比率は、日産自動車約82%、三菱自動車18%です。
本株式交換は、ダイヤモンドマチックが開発・生産するAT/CVTに関する事業とジヤトコの事業を統合し、ジヤトコをよりグローバルな競争力を持つAT/CVT専業メーカーとすることを目的としたものです。
事業統合により、ジヤトコは、年間約330万基を生産する世界トップレベルのAT/CVTメーカーとなり、さらに数年以内にはその生産規模を400万基に広げ、グローバルサプライヤーとしてのさらなる発展を見込んでいます。
三社は以下のステップで事業統合を進めています。
- 2002年4月1日
三菱自動車が商法の会社分割法制によりAT/CVT事業を分割し、同日付けで同社が100%子会社として新設したダイヤモンドマチックに、AT/CVT事業を引き継ぎ。 - 2002年5月9日
ジヤトコとダイヤモンドマチックとの間で、株式交換契約を締結。 - 2002年7月1日
ダイヤモンドマチックとジヤトコとの間で株式交換を実施(株式交換比率は、ダイヤモンドマチック株1株につきジヤトコ株1.31423株)。
なお、ジヤトコとダイヤモンドマチックの両社は、2003年春に合併することを目標に諸準備をすすめていきます。
以 上