• ホーム
  • /
  • 日産自動車、CEATEC JAPAN2007に出展

日産自動車、CEATEC JAPAN2007に出展

 

 

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催されるCEATEC JAPAN2007(シーテック ジャパン2007)に出展し、同イベント初のプレスセンタースポンサーとして協賛する。CEATEC JAPANは、国内および海外を代表するIT&エレクトロニクスの関連企業および団体が参加する最先端IT・エレクトロニクス総合展で、本年は10月2日から6日まで開催される。

今回の出展では、同社の安全、環境への取り組みならびに快適なカーライフの提案を総合的に紹介するとともに、2日に発表・発売するスカイライン・クーペを展示する。また、幕張メッセ敷地内にて、試乗会を実施する。同社の出展概要は以下の通り。

<出展概要>

1.キーノートスピーチ
「エレクトロニクスがもたらす自動車技術の革新」と題し、新しい自動車技術開発の取り組みに対する考え方や、間もなく投入される画期的な新技術について、副社長の山下光彦が講演を行う。
日時:10月2日(火) 11:30〜12:15 国際会議場2F コンベンションホールAB

2. プレス向け講演
2006年10月より本格的に開始された市民参加型ITS(*1)実験プロジェクトであるSKY(スカイ)プロジェクト(*2)の成果報告を行う。SKY(スカイ)プロジェクトは2000人規模の横浜市民が参加、道路インフラや携帯電話と協調した安全の取り組みと、高密度なプローブ交通情報(*3)を用いた渋滞緩和の取り組みよりなる、世界的にも例のないITS実証実験である。今回の実証実験を通じて、交差点出合頭事故等、「見えにくい危険」に対するインフラ協調型ITSシステムの有効性や、高密度な交通情報を利用した最速ルート探索システムの有効性を検証した。1年間の成果を説明するとともに、新たなサービスやSKY(スカイ)プロジェクトの今後の展開など、次のステップにむけたアクションプランを紹介する。また、日産が2007年1月から世界に先駆けて採用した「人」に働きかけるエコシステム「エコ運転アドバイス」(*4)の成果報告と、今後の展開計画について、常務執行役員の篠原稔が講演を行う。
日時:10月2日(火) 14:00〜15:30 国際会議場2F プレスセンター内

3. ブース展示(西側 1ホール、ブース番号 1B92)
安全、環境、快適を柱とした、日産のIT・エレクトロニクスに対する考え方を紹介する。

安全:
セーフティ・シールド「クルマが人を守る」という、日産独自の安全に対する技術開発の考え方に基づき、いつでも安心して運転できるようドライバーをサポートする『アラウンドビューモニター』や『ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)』を紹介する。さらにITSを活用し、交通事故低減を目指した実証実験『SKY(スカイ)プロジェクト』もあわせて紹介する。

環境:
日産の中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」に基づき、CO2排出量の削減を推進する積極的な取り組みとして、従来のエンジン、トランスミッションの燃費向上や電動化の推進に加え、お客さまのエコドライブ(環境にやさしい運転)をサポートする『エコ運転アドバイス』やプローブ情報を活用した渋滞の緩和など、クルマだけでなく、人や交通環境での総合的なCO2排出量の削減の取り組みを紹介する。

快適:
旅行には欠かせない行く先々のご当地情報をインターネット上に掲載された多くの情報の中から、リアルタイムに最適化して配信する新しいサービスの紹介と、本サービスを利用することで実現する快適なドライブ環境を提案する。

4. オートモーティブカンファレンス
「テレマティクス2.0;クルマのIT化はここまで来た」と題し、2002年3月に国内初の総合テレマティクスサービスとしてスタートしたカーウイングスの最新状況や、近年動き始めたグローバルなテレマティクス動向を俯瞰し、ITソリューションの高度化とWebサービスがもたらすクルマへの影響を考察する。また、インターネットはWeb2.0化の方向へ進化しているが、Web2.0とテレマティクス融合により開ける新しい世界観について、プログラム・ダイレクターオフィス カーウイングス担当主管の野辺継男が講演を行う。
日時:10月2日(火) 16:00〜17:00 国際会議場 301号会議室

5. 試乗会
プレスを対象とし、今秋より発売予定の『アラウンドビューモニター』、今冬より発売予定の『ディスタンスコントロールアシスト(インテリジェントペダル)』、(株)NTTドコモの技術協力を受け、進めている歩行者の交通事故低減を目指した携帯電話協調ITSシステム(*5)をより実用化に近づけて試乗体験を実施する。なお、車両から送信されたプローブ情報を活用し、目的地までいかに早く移動するかを追及した「最速ルート探索」や、走行中でもオペレーターの遠隔操作によりナビの目的地設定ができるカーウイングスの「オペレーターサービス」など、最先端カーナビの体験試乗を一般来場者を対象に実施する。
日時:
10月2日(火)〜3日(水) プレス対象 (受付:プレスセンター/国際会議場2F)
10月4日(木)〜6日(土) 一般来場者対象 (受付:オートモーティブパビリオン/ホール4)

<参考>CEATEC JAPAN2007
開催期間:2007年10月2日(火)〜6日(土)
会場:幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)
主催:CEATEC JAPAN 実施協議会/社団法人電子情報技術産業協会/情報通信ネットワーク産業協会/
    社団法人コンピュータソフトウェア協会
入場料:事前登録:入場無料/当日登録:入場料 一般1,000円・学生500円
     ※学生20名以上の団体および小学生以下は入場無料

(*1) Intelligent Transport Systems: 人、道路、車両を情報でつなぐ高度道路交通システム
(*2) SKYプロジェクト: SKY(スカイ)は、Start ITS from Kanagawa, Yokohamaの略。日産自動車(株)、(株)NTTドコモ、松下電器産業(株)、(株)ザナヴィ・インフォマティクスにてプロジェクトを運営する。
(*3) 携帯電話の通信を用いて得られる車両の位置、速度などの情報
(*4) クルマからカーウイングスセンターに送信された車両情報より平均燃費を計算し、カーウイングスのメンバーホームページに毎月ランキング形式で表示させたり、エコドライブのワンポイントアドバイスを週替りで表示させるなど、お客さまが継続的にエコドライブへ取り組んでいくことをサポートするサービス。
(*5) 歩行者の所持する携帯電話の位置情報を利用して、クルマやそのドライバーと、歩行者が所持する携帯電話を通信させ、クルマ単独では対応が難しい「見えにくい場所にいる歩行者」に対する交通事故の低減を目指すシステムで、07年4月より(株)NTTドコモの技術協力を得て、検証実験を開始している。

以 上