日産スポーツプラザの株式をコナミスポーツに譲渡


 日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は、本日、同社の保有する日産スポーツプラザ株式会社(本社:東京都品川区 社長:藤田 松一郎)の全株式をコナミスポーツ株式会社(旧社名:株式会社ピープル、本社:東京都新宿区 社長:石原 悟)に譲渡することで合意した。株式の譲渡は6月中を予定している。

 日産スポーツプラザは、日産の福利厚生施設の運営管理を行うために1983年に設立された日産の100%子会社であり、現在は、品川区をはじめとする近隣企業および一般会員のフィットネス事業会社として、地域に密着した経営を行っている。

 コナミスポーツは「ピープル、エグザス、フライツァイト、セレ」ブランドで、国内148ヶ所(FC含む)に店舗展開をしている、業界最大手のフィットネスクラブ運営会社である。

 今後、日産スポーツプラザは、コナミスポーツの子会社として、引きつづきフィットネス事業の運営に当たり、また、日産は、日産スポーツプラザおよびコナミスポーツと法人会員契約を結び、従業員の福利厚生施設として利用する予定である。

 日産は現在、コアビジネス以外の資産売却をすすめ新商品・新技術への投資の集中をすすめており、その一環として今回の株式譲渡を実施した。また同社では『日産リバイバル・プラン』で掲げたコミットメントとして、2000年度決算における連結当期利益の黒字化を達成し、さらに、2002年度連結売上高営業利益率4.5%以上の達成、2002年度までの自動車事業関連有利子負債の7000億円以下への削減、を目指している。


< 日産スポーツプラザ 会社概要>

会社名 日産スポーツプラザ株式会社
事業内容 各種フィットネス事業およびレストラン、スポーツショップの運営
設立年月 1983年2月17日
代表者 藤田 松一郎
本社 東京都品川区
従業員 約70名
以上