日産自動車(本社:東京都中央区銀座社長:カルロスゴーン)は、新型クロスオーバーSUV「ムラーノ」をはじめとする、2004年度に国内市場に投入する新型モデル6車種を一斉に披露した。これら6車種は、同社のすべての販売会社で取り扱われる。
同社では中期経営計画「NISSAN 180」の中で、グローバルでの100万台増販(※)をそのコミットメントとして掲げているが、これら6車種はその達成に大きく貢献するものである。
※2004年10月から2005年9月の1年間のグローバルでの販売台数を、2001会計年度に比べ100万台増の360万台とするというもの。
SHIFT_○○(※)を共通のメッセージとする各車の車名と主な特徴は以下の通り。
※既成の概念や古い価値観、常識を変革し、さらに新しい価値を提供するという日産からのメッセージ。
■「MURANO(ムラーノ)」
SHIFT_design(デザインをシフトする)
これまでのSUVが持つデザイン観にとらわれることなく、新しいSUVデザインの可能性を追求するとともに、機能性・快適性の向上を実現したクロスオーバーSUV。
本日発表した「ムラーノ」の主な特徴は以下の通り。
・斬新でシャープさと力強さを兼ね備えた存在感あるエクステリアデザイン。
・本アルミを配したスタイリッシュなインテリアデザイン。
・V6 3.5Lの余裕あるエンジン性能とエクストロニックCVTによるスムースな走り。
・オン/オフロード共に快適に走行できるオールラウンドな4駆性能とブレーキシステム。
・4速オートマチックと組み合わされた直列4気筒2.5Lエンジンについても、太いトルクと18インチ大径タイヤによるグッドハンドリングを実現。
■「TIIDA(ティーダ)」
SHIFT_compact quality(コンパクトの質をシフトする)
従来のコンパクト車が持ち得なかった十分なインテリアクオリティを備え、空間の質まで考えられたコンパクト車。
9月下旬の発表を予定する「ティーダ」の主な特徴は以下の通り。
・高品質な素材と上品な質感のインテリア。
・たっぷりした大きさの仕立ての良いフロントシート。
・LLクラスセダン並みの有効室内長。
・後席のロングスライド(クラス最大240mm)。
・新開発HRエンジンやCVT、上級車に匹敵する足回り装備、優れた空力性能による高い環境性能と、走りの性能の両立。
■「FUGA(フーガ)」
SHIFT_performance(高級車のパフォーマンスをシフトする)
これまでの伝統的な高級車の枠を越え、抜群のドライビングフィールと華やかなインテリアが醸し出す、乗る人の心を刺激する新しいスポーティーセダン。
10月中旬に発表する「フーガ」の主な特徴は以下の通り。
・V6 3.5L 280馬力、最大トルク37.0kgの高性能エンジン、今までの国産セダンとは一線を画した卓越したハンドリング性能とブレーキ性能。
・安心して気持ちの良い長距離高速性能が楽しめる、しっかりとしながらも滑らかな乗り心地。
・インテリジェントキーを認識し、持ち主のポジションでお迎えするパーソナルドライビングポジションメモリーシステム、ドライバーを高揚させるプッシュエンジンスターターとソーラーエクリプスメーターを採用。
・同クラス他車を凌駕する広い室内空間。
・低速追従機能を付加したインテリジェントクルーズコントロールを採用予定。
■「TIIDA LATIO(ティーダ ラティオ)」
SHIFT_sedan standards(セダンの基準をシフトする)
くつろぎの室内空間にモダンで若々しいデザインを備えることで、これからの小型セダンの新しい基準を創出する車。
10月下旬の発表を予定する「ティーダ ラティオ」の主な特徴は以下の通り。
・高品質な素材とモダンで高級なインテリア。
・たっぷりした大きさの仕立ての良いフロントシート。
・LLクラスセダン並みの有効室内長、クラス最大の後席の広さ。
・クラス最大のトランク容量。
・新開発HRエンジンやCVT、上級車に匹敵する足回り装備による高い環境性能と、走りの性能の両立。
■「LAFESTA(ラフェスタ)」
SHIFT_open feeling(開放感をシフトする)
パノラミックルーフや大きな窓から降り注ぐ明るい光により、ドライバーだけでなく、乗る人みんながこれまでにない開放感を感じ、移動そのものを楽しむことができるエブリデイミニバン。多人数を運ぶ移動手段でしかなかったミニバンの退屈な風景を、新しい発見に満ちたわくわくする楽しい風景に変える。
「ラフェスタ」の発表は12月上旬を予定している。
■「NOTE(ノート)」
SHIFT_compact flexibility(コンパクトのフレキシビリティをシフトする)
これまでのコンパクトカーは、一家に一台の車として使うには何かしらの我慢を強いられ割り切りが必要だった。「ノート」はこれまでのコンパクトカーに対する期待を超え、十分な走りの性能と、清潔感、品質感のある使いやすい装備を提供し、爽快に走れる、フレキシブルに使えるコンパクトカーである。
「ノート」の発表は2005年1月中旬を予定している。
以上