2001年度決算を発表

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン)は本日、2001年度決算を発表した。これは、同社が本年5月9日に発表した予測値に沿ったものとなっている。

同決算は、4半期連続での過去最高決算となったが、これは1年前倒しで完了した日産リバイバル・プランの成果によるものである。

連結決算数値:

販売台数
2001年度のグローバル販売台数は、前年度の2,633,000台に対し2,597,000台となった。

売上高
連結売上高は、前年度から1.8%増の6兆1,962億円(495.3億USドル、569.5億ユーロ)となった。

営業利益
連結営業利益は、前年度比68%増の4,892億円(39.1億USドル、45.0億ユーロ)となり、売上高営業利益率は前年度の4.75%に対し7.9%となった。

経常利益
連結経常利益は、前年度比46.9%増の4,147億円(33.1億USドル、38.1億ユーロ)となった。

税金等調整前当期純利益
税金等調整前当期純利益は、3,642億円(29.1億USドル、33.5億ユーロ)となった。前年度は2,897億円であった。

法人税等
法人税等の税額は874億円(7.0億USドル、8.0億ユーロ)となったが、1021億円(8.2億USドル、9.4億ユーロ)の税効果を認識することによって相殺した。

当期純利益
連結当期純利益は、前年度から12.4%増加し、3,723億円(29.8億USドル、34.2億ユーロ)となった。

有利子負債
自動車事業での実質有利子負債残高は4,317億円(34.5億USドル、39.7億ユーロ)となり、2001年3月末時点から5,210億円減少した。

株主資本
2002年3月末時点の連結株主資本は1兆6,208億円(129.6億ドル、149.0億ユーロ)となり、2001年3月末時点の9,579億円から6,629億円の増加となった。

2002年度通期の見通し
2002年度通期の見通しについては5月9日に発表した当初見込み通り、連結営業利益で5,530億円、連結経常利益で4,880億円、連結当期純利益で3,800億円を見込んでいる。また、自動車事業の実質有利子負債は2002年度末で2,500億円以下と見込んでいる。

以 上

注:本レリース中に記載されている米ドル及びユーロ表記は、2001年度期中平均値の1ドル=125.1円及び1ユーロ=108.8円のレートを使用。